醤油ソフトクリーム

まちの醤油屋がつくるソフトクリーム

全国を旅すると、その土地自慢の農産物や加工品を味のアクセントにしたご当地名物をよく目にします。

当店では2018年～2019年の間、新家屋完成後の営業を開始と合わせて新商品「醤油ソフトクリーム」の開発を進めていました。ソフトクリームを食べることで、当店がこの兵庫県加西市という土地で地元のお客様と共に育んできた地域の風土や食文化を味わいを通じて体験してほしい、そんな想いから始まりました。

新家屋を建てるプロジェクトを「next１００ years project」と名付けました。これからも地域の皆様に愛される地しょうゆ屋であり続けたい。醤油文化を未来へ繋ぎ紡いでいく一助を担い続けたい。

この思いをもって新たに挑戦した商品が「醤油ソフトクリーム」でした。

よくご当地に行くと〇〇サイダーや〇〇ソースなど特産品と掛け合わせた商品が並んでいます。実際食べてみると「う～ん」と納得いかないことも多いんです。本当に美味しい、また食べたいと思える「美味しいもの」を作りたい。

そんな思いから何度も試食を重ね、醤油にもとことんこだわり、古式三年しょうゆを使用することにしました。
↓↓古式三年しょうゆについてはコチラをご覧ください↓↓
https://www.sakuraizumi.com/kosikisannen-syouyu

濃厚なミルクに、地元ひょうごの原材料と古来の製法でつくるシンプルな醤油「古式三年しょうゆ」を味のアクセントに少し加えました。心と体が喜ぶ、本当に美味しいソフトクリームを試食を重ねるなかで完成することができました。

辿り着いた、醤油ソフトクリームの味わい

濃厚ミルクに最もシンプルな醤油を加える。ミルクの甘み、そこに醤油の旨みと塩味がアクセントになる。不思議なことに、昔食べたことがあるような懐かしい味。昔おばあちゃんにもらった甘露飴のような、みたらし団子のような。

お客様とのコミュニケーション

醤油ソフトクリームを食べに来てくださるお客様は

・醤油のお買い物と合わせて注文させるお客様
・ドライブ・サイクリング・ツーリングの休憩で立ち寄るお客様
・ご近所にあるがいな製麺所さんでお昼を食べて、デザートに醤油ソフトクリームを食べに立ち寄るお客様

ふらっと立ち寄る、憩いの場としてご利用いただく機会も増えました。

「バイクで来ました」「ツーリングの休憩でソフトを食べに来ました」「がいな製麺所でうどんを食べた帰りに来ました」「外のソフトクリームの看板が気になって立ち寄りました」「もう４回目です」「美味しかったです！ありがとう」

お声掛けいただく度に、本当に嬉しい気持ちになりました。旅の癒しに、醤油をもっと楽しむ「醤油ソフトクリーム」。

醤油ソフトクリームをぜひご賞味ください。