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オンライン醤油蔵見学

※上記の動画はこれから紹介する動画をすべて繋いだ長編となります。

みなさんは醤油の原材料、ご存知でしょうか。

これまで、小学校の食育、一般の方や企業様の勉強会、外国人の方への日本文化のレクチャー。多岐にわたり、製造現場でお話しさせていただいてきました。

それも、昔ながらの醤油の作り方を端的にお伝えできる「古式しょうゆ」を醸造しているからこそです。古来の製法だからこそ、醤油ができるまでの工程が分かりやすいです。一つ一つパートに分けて説明しています。学校教材で使用したいとのお話をいただき、僕たちなりにまとめています。工場見学などが難しい環境の方でも、動画で「食育」として醤油について学ぶことができます。活用していただければ幸いです。

それでは、醸造過程をパートごとに説明させていただきます。

【オンライン醤油蔵見学 #1】醤油作りは小麦のしたごしらえから始めよう!

この動画では、醤油の原材料である小麦の下ごしらえの様子をまとめています。醤油の原材料は大豆・小麦・塩・水・種麹とシンプルです。小麦は醤油の香り、大豆は旨みになります。大豆と小麦を丁寧に下ごしらえすることによって、醤油の出来が変わってきます。シンプルだからこそ、ひとつひとつの作業を心を込めて行います。

【オンライン醤油蔵見学 #2】丸大豆をかまどでじっくり炊き上げます!

醤油の原材料をご存知でしょうか?小麦と・・・・。実は知らない方も多くいるのが現状です。工場見学に来られたお客様に質問しても、即答できる方は中々いないなぁと感じています。今回の動画では、小麦の下ごしらえのあと、かまどで大豆を炊き上げ、大豆を小麦と混ぜ合わせるまでをまとめています。古式製法ならではの光景をご覧ください。

【オンライン醤油蔵見学 #3】種麹がつなぐ、大豆と小麦!

この動画では、大豆を煮たあとの、丸大豆と小麦に種麹を混ぜ合わせる「粉合わせ」作業をまとめています。醤油をつくるうえで大切な役割を果たすのがこの種麹。古式製法ならではの光景をご覧ください。

【オンライン醤油蔵見学 #4】いざ、麹室へ!

この動画では、丸大豆と小麦に種麹を混ぜ合わせた原料を麹蓋(こうじぶた)と呼ばれる、機械化が進む前の時代で使用されていた仕込み道具を使用して、麹菌の繁殖を行う麹室に入れていきます。古式製法ならではの光景をご覧ください。

【オンライン醤油蔵見学 #5】麹室は麹菌が繁殖しやすい環境づくりが大切!

今回の動画では、麹室で麹菌を繁殖していきます。しっかりと大豆と小麦に麹菌が広がるように、麹室の中の気温と湿度も大切になります。通風を利用しながら、様子を見ることが大切です。古式製法ならではの光景をご覧ください。

【オンライン醤油蔵見学 #6】美味しい醤油になりますように!

この動画では、麹室から出した麹を塩水を準備した木桶に入れていきます。地元兵庫県の大豆・小麦・塩を使用することで、地域の風土をお醤油を通じて伝えたい。そんな思いも込めています。ここから1年から3年以上をかけて木桶の中で発酵させていきます。古式製法ならではの光景をご覧ください。

【オンライン醤油蔵見学 #LAST】木製天秤搾り機でしょうゆをゆっくりと搾りだす

この動画では、今では珍しくなった木製天秤搾り機で搾る作業を紹介しています。仕込み桶から諸味(もろみ)を汲み出し、麻袋に入れて搾り機の木槽に並べます。ゆっくりと石を吊った天秤棒の圧力をかけて、生揚げ(しょうゆ)が少しずつ出てきます。古式醤油醸造所の蔵に響く搾り出される音。昔から今に続く日本の食文化の原風景がここにあります。